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​中に入れる素材

中に入れる素材....正直挙げていくときりがない話だと思います(笑)レジンの中には自分の閉じ込めたいものをなんでも閉じ込めることができます。ただ物によっては注意すべき点もございますのでそれを含めて説明していきます。

​中に入れるもの参考例

①ドライフラワー

②造花

③写真

④チャーム

⑤ホログラム

⑥ブリオン

⑦パール

⑧ストーン

⑨ビーズ

⑩デザインシート

⑪シェルパウダー

⑫貝殻

⑬ラメ

⑭カラーサンド

⑮ガラスカレット

いかがでしょうか。​ただ!この中から選べばいいということではございません!自分自身の発想も大事にしてくださいね。あくまで参考例です。レジンに入れる素材は無限大です。⑤⑨⑪⑬⑭は細かく、全体に散ばせるとレジン液を着色しなくてもカラーがでます。それぞれ着色材にはない素材の個性がでるので試してみてはいかがでしょうか。

​レジンの天敵「気泡」の対策

レジン作業をしていく上で必ずこの敵が現れてくると思います。気泡について説明していきます。

とくに先ほど説明した『中に入れる素材』の①や②のドライフラワーや造花ような複雑な形をしたものは気泡が特に入りやすいです。このようなときどうすればいいのか!対策手段を説明します。

 

★まずは気泡が入らない工夫をする。

①質のいいレジン液を使う

②レジン液の入った入れ物を使用する際、すぐに出口を真下にするのではなく一度横に傾けて少し待ってから(15秒ほど)真下にむけると気泡が入った状態でレジン液が出てくることが少なくなる。

③ドライフラワーや造花のような複雑な形をしたものには針などでくぼみにレジン液を塗っておく。凹凸の箇所にあらかじめ塗っておくことで気泡が入るのを防げる

④混ぜる際はゆっくり混ぜる。早いと気泡が入りこむため。

 

​★それでも気泡が入ってしまった場合

①ドライヤーをあてる

弱風に設定して真上から離してあてて、熱でレジンの粘性を弱めて気泡を浮かす原理です。あなたの作る作品がもし枠のないものならこの方法はレジン液の粘性がよわくなり漏れだしてしまう可能性があるのでお勧めしません。

②つまようじや針などで取り除く

私はこの方法を実践しています。物理的に手法で外に追い出す手段です(笑)しかしコツをつかむと結構すぐ気泡が取り除けるのです!私が経験してきて身に付いたオリジナル手法を説明します。表面、表面近くにある気泡は針やつまようじでつつくだけで割れてなくなります。これは一般的ですよね。しかし苦戦するのが奥にできた気泡です。この気泡を取り除くにはまず針の腹をうまく使ってすくいあげてください。このままレジン液ごと気泡を捨てちゃう人もいるようですが実はすくいあげた気泡はもうひとつの針でこするとすぐに消えちゃいます。ぜひやってみてください。

③エンボスヒーターをあてる

原理はドライヤーと変わりません。こちらはレジンの気泡抜き専用になっていてドライヤーのように余計な風は出さず少しの温風が出るものなのでドライヤーより気泡抜きに適しています。

​注意点

☆レジンに不向きな素材について

水分のあるもの 生花、果実、水分のあるお菓子(たとえば、飴は気温で熱膨張してレジンの表面から染み出てくる例もあります)

完成してすぐの一時はきれいでも中で腐ったり、カビがはえたり、色が抜けたり、縮んだりするのでレジンの中に閉じ込めるには不向きなのです。

​☆素材を入れすぎないこと着色材同様、素材も入れすぎてしまうと紫外線が届かなくなり完全に硬化しない部分ができてしまう恐れがあります。

 

 

☆著作権肖像権について

素材屋さんにおいてあるレジンのための商品(シリコンモールド、フレーム、チャーム等)は自由に使って構いませんが著作権や肖像権を持つ写真、絵、市販のお菓子等を販売目的で使用すると権利の侵害となります。ちなみに個人で楽しむものなら問題ございません。

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